The Real Royal Albert Hall 1966
このレコードも『The Who live at Leeds』と同時に届いた。例の36枚組CDセットから単体で登場した『The Real Royal Albert Hall 1966』のアナログ2LPセット。

*2枚組、見開きジャケット
過去にBootleg series Vol.4として登場した『Bob Dylan Live, 1966』の音質をオフィシャル・ブートレッグとしたなら、『The Real Royal Albert Hall 1966』の音質は本当のブートレッグに近い。こちらもオフィシャル・ブートレッグなのだが・・・・・・。
ステージ後半のElectric setの録音は音が歪んでいて、残念ながら今の時代にこの音はきついと言わざるを得ない。けれども、歴史的録音であることに間違いはない。
音質に関しては36枚組CDセットで聴いても、2LPで聴いても印象は同じ・・・・・・はず。と言うのも僕の場合、使用しているオーディオ機器の音質がアナログ>CDとなっているので、LPで聴くほうが生々しい音がする。
それはきっと、機器による音質差なのだろうと推測しているわけだ。

*見開き内側
36枚組で他の公演もいくつか聴いたが、英国公演でのElectric setに対する反感と言うか嫌悪感はひどい。もしかすると米国よりも英国でのほうがエレキギターを手にしたBob Dylanに対する風当たりは冷たかったのか?とさえ思えてしまう。
と言いながら、まだ米国公演CD(それらはオーディエンス録音)を聴けていないので、それを聴くと考えが改まるかもしれないが。

*ジャケット裏面
今回の『The Real Royal Albert Hall 1966』のアナログ2LPセットだが、ジャケット表裏はたぶんCD版と同じデザインではなかろうか(僕は単体CDは買っておらず)。
これまで、Bob Dylanのアナログ盤のジャケットは、LPサイズでも耐え得るクオリティのものを使用していたのだが、今回に限っては手抜きと言うか、CD用の画像を引き伸ばしたのではなかろうか。そういう点で商品として品質が落ちている気がする。
それゆえ、もし聴いてみたい人は、わざわざ高価なLPでなくCDを買うほうが良い気がする。

*LPはそれぞれレーベル色を変えてあり、専用の内袋もあり、けれどもLP以外には何もインサートなし
レコードは帯電しやすく、要注意なプレスだった。
ところで、今年のノーベル文学賞をBob Dylanが受賞したことは、日本でもそれなりに衝撃が走ったようだ。
僕がその知らせを聞いてすぐに頭に浮かんだのが、過去の日本のロック雑誌「Crossbeat」に載ったLou Reedの(90年代の)インタビューだった。
はっきりとは覚えていないが、来日した彼を日本人がインタビューした記事だったような・・・・・・その中で、Bob Dylanの書く(過去のDylanでなく、90年代のDylanの)歌詞のすごさを語っていた。それを読んで驚かされたし、同じ米国の一流ミュージシャンが敬意を抱くというBob Dylanの歌詞の深さを米国人でない僕にはわからないだろうなと思えた。
それと、たぶん同時にJohn Lennonの歌詞についても尋ねていたように思うが、あっさりとした返事だったような・・・・・・残念ながらほぼ覚えていないのだが、それぐらい差があるんだなという印象を受けた気がする。でもこのあたりの記憶は怪しい(苦笑)。
当時の雑誌を持っている方は確認して欲しい。
でも、Louのインタビューを読んでいたので、Bobの受賞については何ら驚きはなく、順当なのだろうと思えた。

*2枚組、見開きジャケット
過去にBootleg series Vol.4として登場した『Bob Dylan Live, 1966』の音質をオフィシャル・ブートレッグとしたなら、『The Real Royal Albert Hall 1966』の音質は本当のブートレッグに近い。こちらもオフィシャル・ブートレッグなのだが・・・・・・。
ステージ後半のElectric setの録音は音が歪んでいて、残念ながら今の時代にこの音はきついと言わざるを得ない。けれども、歴史的録音であることに間違いはない。
音質に関しては36枚組CDセットで聴いても、2LPで聴いても印象は同じ・・・・・・はず。と言うのも僕の場合、使用しているオーディオ機器の音質がアナログ>CDとなっているので、LPで聴くほうが生々しい音がする。
それはきっと、機器による音質差なのだろうと推測しているわけだ。

*見開き内側
36枚組で他の公演もいくつか聴いたが、英国公演でのElectric setに対する反感と言うか嫌悪感はひどい。もしかすると米国よりも英国でのほうがエレキギターを手にしたBob Dylanに対する風当たりは冷たかったのか?とさえ思えてしまう。
と言いながら、まだ米国公演CD(それらはオーディエンス録音)を聴けていないので、それを聴くと考えが改まるかもしれないが。

*ジャケット裏面
今回の『The Real Royal Albert Hall 1966』のアナログ2LPセットだが、ジャケット表裏はたぶんCD版と同じデザインではなかろうか(僕は単体CDは買っておらず)。
これまで、Bob Dylanのアナログ盤のジャケットは、LPサイズでも耐え得るクオリティのものを使用していたのだが、今回に限っては手抜きと言うか、CD用の画像を引き伸ばしたのではなかろうか。そういう点で商品として品質が落ちている気がする。
それゆえ、もし聴いてみたい人は、わざわざ高価なLPでなくCDを買うほうが良い気がする。

*LPはそれぞれレーベル色を変えてあり、専用の内袋もあり、けれどもLP以外には何もインサートなし
レコードは帯電しやすく、要注意なプレスだった。
ところで、今年のノーベル文学賞をBob Dylanが受賞したことは、日本でもそれなりに衝撃が走ったようだ。
僕がその知らせを聞いてすぐに頭に浮かんだのが、過去の日本のロック雑誌「Crossbeat」に載ったLou Reedの(90年代の)インタビューだった。
はっきりとは覚えていないが、来日した彼を日本人がインタビューした記事だったような・・・・・・その中で、Bob Dylanの書く(過去のDylanでなく、90年代のDylanの)歌詞のすごさを語っていた。それを読んで驚かされたし、同じ米国の一流ミュージシャンが敬意を抱くというBob Dylanの歌詞の深さを米国人でない僕にはわからないだろうなと思えた。
それと、たぶん同時にJohn Lennonの歌詞についても尋ねていたように思うが、あっさりとした返事だったような・・・・・・残念ながらほぼ覚えていないのだが、それぐらい差があるんだなという印象を受けた気がする。でもこのあたりの記憶は怪しい(苦笑)。
当時の雑誌を持っている方は確認して欲しい。
でも、Louのインタビューを読んでいたので、Bobの受賞については何ら驚きはなく、順当なのだろうと思えた。
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tag : Bob Dylan 1966 Live Recordings ボブ・ディラン Royal Albert Hall