Sylvie a Nashville

    sylvie (3)

    このレコードは、フランスで1964年に発売されたSylvie Vartanの3枚目のアルバム。
    前作、2ndの「Twist et chante」よりも、ボーカルに艶や貫禄が出てきて、Sylvieの歌唱力の成長が伺える。

    特殊なジャケットになっていて、それは翌年に発売されたBeatlesのアルバムにも似たところがある。
    BeatleSylvie.jpg
    特殊ジャケットは、この頃のフランスでの流行だったのだろうか。

    「Sylvie a Nashville」の発表は1964年だが、63年録音の曲も含んでおり、収録曲のアレンジはまだBritish invasion前のRock’n’Rollぽいものが中心だ。
    しかしそれでも、A-5やB-4などはサウンド的には新しい感覚を持っている。
    アルバムは、全体的に小気味好く聞きやすいと思う。

    このアルバム収録曲で一番有名なのがB-1の邦題「アイドルを探せ」だ。この曲は他の収録曲とはちょっと違った印象を与える曲で、聞けば聞くほど非常に良く作曲・アレンジされた曲だと思わずにはいられない。
    途中のストリングスだけのメロディ部分とボーカルラインとの対比など、非常に耳に残るアレンジだ。そして、Sylvieのボーカルも非常に良い。

    それでも僕がとても好きな曲はA-6のTe voici(Mean woman blues)。この曲の歌いっぷりは非常に素晴らしい。全体的にやや抑え気味に歌うが、激しさを内に秘めた歌はなかなか見事だと思う。

    表ジャケットは一番上の写真の通りだが、裏はこの通り。

    sylvie (5)

    いや、実はこのジャケットは最初に書いたとおり、本来は特殊ジャケットとなっていた。
    裏ジャケットには切り離しできるポスター部分がついていた、新品の状態だと裏はただの黄色いジャケットだった。

    そして、これが切り離されたポスター部分。
    sylvie (10)
    この写真を表ジャケットに使って、国内盤LPが当時発売されている。

    レコードはモノラル盤のみの発売。
    sylvie (14)
    インナースリーブはこのようなタイプ。セロファン紙と言ったっけ?
    sylvie (11)


    おまけだが、英国では64年の年末に出された「Beatles for sale」のフランス盤「Les Beatles 1965」も特殊ジャケットとなっていた。
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    英国盤での表ジャケット写真部分がインサートされていて、ポスターとして飾ることができた。
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    このジャケットも痛みやすい紙質だったので、コンディションの良いものを手に入れるのは絶望的だと思われる。
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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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