11月も終わり、久々にあれこれ思うことを記す

    先月同様、11月も予想外の忙しさだった。気がつけば月末だ。
    僕は数年前からこっそりと1ヶ月に最低12回の更新を目標にしていた。これはその目標達成のための更新(苦笑)。

    先月・今月と紹介したもの以外に、いろいろと新たにリリースされたCDやレコード、出張の合間の中古レコードなど、かなりの数を購入したがほとんど紹介できず、今後も難しい気がする。なぜなら聴く時間がないからだ。購入と聴く楽しみとの関係(いや、比率)がいびつになってしまっている。そのあたり、年末年始に解消するしかなさそうだ。


    そう言いながらもついついAmazonやHMV、Tower recordsのオンラインページを見てしまう。何も買わなければ良い(笑)。

    でも、どうしたことか?今頃になってBob Dylanの『Bootleg series Vol.1~3』のアナログ盤の再発や、66年Liveボックスから今度はシドニー公演のアナログ2枚組発売を見つけてしまう。

    前者は当時唯一発売されたEU盤(オランダプレス)を持っているが、予約してしまった。後者はCD Boxセットで音質を確認し、Monoだったのでやめた。あまりにも高額なのが最大の理由だが。

    そして、Amazonのレビューで面白い評価を見つけた。
    僕が絶賛しているKinksのMono Collectionの音質が最低だと言う評価だ。そのように評した人のオーディオでは、きっとそう聴こえているのだろうから、それに対しては何も言うことはない。なので、僕が言えることは同様に自分の装置で聴ける音で、「これまでで最高の音質の部類」と言っておこう。まるで、先日のジャズLPコレクション創刊号に対する真っ二つの評価を見ているようだ(苦笑)。

    KinksのMono Collectionの音の質感はRolling stonesのMono LPボックスよりも良い気がしているし、BeatlesのMono LP Box収録の『Beatles for sale』や『Mono masters』の一部の曲よりも良い印象を抱いている。

    とは言え、大元の録音そのものがBeatlesの録音ほどクリアではない曲が多いことも事実なので、そのあたりの判断は難しい気もする。

    但し、クリア=音が良いとは必ずしも言えない。例えばアルバム『A hard days night』の録音は、今の耳で聞くならば低音域不足のものが多く、低音域のみに目を向ければ良い録音とは言えない。僕が昔から同アルバムの録音に抱いている不満がそれだった。


    今回は雑感なので、最後にもう一つ(申し訳ないが)不満を述べておくと、前述のジャズLPコレクションの付属本の中で紹介しているオーディオセットやレコードプレーヤーは、どうして初心者・入門者向けの安価な製品のみなのか?あれでは僕が中学生~高校生のときに使っていたものとランクが変わらない気がする(但し、スピーカーはずっと良いが)。
    それでは、片手落ちな気がした。

    レコードなんて大人の趣味なのだから、10~30万円クラスの製品も同時に紹介すべきではなかろうか。製品を使いこなしたり、価値がわかるにはそれなりに経験が必要なのは明らかだけど、音のランクを上げていく上ではどうしても製品価格も比例して上がるのは仕方が無いことだ。

    対象が中学生ならばあれでも良いと思うが、それこそ再びオーディオを始めようと思っている50代以上(あるいは新規で始めようと思っている20代以上)をターゲットにしているのであれば、しっかりとした音を聴かせる製品も紹介すべきだと思う。
    安価なものを購入しても、モノとしての質感に、あるいはその音質に満足できず、がっかりする場合だってある。

    僕の感覚ではコンポ単品価格=定価10万円前後がそのスタートラインだ。
    それは社会人になってようやく貯めたお金で購入したオーディオらしいオーディオ製品がその価格帯だった経験に基づいているのだが、それ以前の装置との音の違いに驚かざるを得なかった。

    なので、入門用の安価な製品だけでなく、そのライン~3倍程度の製品も紹介すべきなのでは?と思えた。
    別に100万円の製品を紹介しろという気は無いので。

    これも自分の経験から言えるが、本当にオーディオ&音楽が好きだったならば、高い買い物であっても、きっと「もっと早く購入していれば良かった」と思うに違いない。なので、オーディオ機器(=ハード)については、使える最高額で製品を選ぶのが後悔しない買い方だと思っている。







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    テーマ : 日記
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード

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    No title

    JDさんこんにちは。

    雑感に書いてる内容ですが同感ですね。全国のレコード愛好家みんな消化不良に陥っているのではないでしょうか(笑)。

    私の場合はanalog beatさんを購読することによって盤の購買が通常比1.3倍(もしくはそれ以上)ぐらいにはなっていると思われます(笑)。Bob DylanのBootleg series 1-3は知りませんでしたので、こちらは即断でオーダー入れました。長年探し続けてきた夢の盤です。現在流行しているデラックス・エディション等の本当に源流も源流の盤だと思っていますし、当時ディランをあまり知らないなかでこれを買って聴き続けた(CD)という思い出の盤でもあります。

    キンクスのモノボックスも実は興味が無かったものの、購入してみようかなと思っている物件の一つです。長年のレコードコレクトで良盤に出会うのは本当にまれなことだという体験が染みついているので、やはり好評価である盤を逃すというのはどうしても惜しい気がしています。当然彼らの音楽も好きなのでゾーンに入ってきているんですけど。

    ジャズLPコレクションの付録や雑誌についてですけど、やっぱりこのシリーズ、なんだかんだで玄人が買っている気がしますねぇ。(後半のシリーズは高かったけどずっと欲しかったCharlie Parkerの『Now's the Time』だけ買ってしまいました)

    長文かつこちらも雑感的なコメント失礼しました。

    Re: No title

    Columbiaさん、こんばんは。

    > 雑感に書いてる内容ですが同感ですね。全国のレコード愛好家みんな消化不良に陥っているのではないでしょうか(笑)。

    この時期、箱物リリースが本当に多くて、なかなか全部聴き通せないですよね。

    > Bob DylanのBootleg series 1-3は知りませんでしたので、こちらは即断でオーダー入れました。長年探し続けてきた夢の盤です。現在流行しているデラックス・エディション等の本当に源流も源流の盤だと思っていますし、当時ディランをあまり知らないなかでこれを買って聴き続けた(CD)という思い出の盤でもあります。

    実際、発売当時は衝撃でしたしね。
    僕も長い間、CD-1ばかり聴いていたような記憶があります。
    あれが成功したことで続編が続いているのは間違いないでしょう。

    > キンクスのモノボックスも実は興味が無かったものの、購入してみようかなと思っている物件の一つです。長年のレコードコレクトで良盤に出会うのは本当にまれなことだという体験が染みついているので、やはり好評価である盤を逃すというのはどうしても惜しい気がしています。当然彼らの音楽も好きなのでゾーンに入ってきているんですけど。

    これまでまだ3枚のアルバムしか聴けていませんでしたが、今日新たに3rdの片面を聴きました。
    すごく良い音でびっくりでしたね。

    > ジャズLPコレクションの付録や雑誌についてですけど、やっぱりこのシリーズ、なんだかんだで玄人が買っている気がしますねぇ。(後半のシリーズは高かったけどずっと欲しかったCharlie Parkerの『Now's the Time』だけ買ってしまいました)

    販売価格が本来の価格になると、初心者が手を出すものではない気がします。
    そのあたり、実際のところどうなのか気になります。

    > 長文かつこちらも雑感的なコメント失礼しました。

    いえいえ、こんな内容に反応していただき、ありがとうございます(笑)。

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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