The Mono Collection/Kinks

    *11/20追記2:使用されたマスターやカッティングに関する情報を、どうぷさんから教えていただいた(ありがとうございました!)。詳しくは、コメント欄を参照のこと。何と、オリジナルアナログモノマスターを使用してのカッティングのように読み取れる。

    *11/20追記:一箇所だけ補足を加えた。
    それは各アルバムのstereo/monoの存在について、マニアなら知っているレベルの話


    相変わらず全然更新できない状況だが……秋の発売ラッシュのうち、今日いろいろとまとめて届いた。
    と言っても、注文したうちの半分程度。その中からこれを紹介する。

    KinksのMono LP Box、『The Mono Collection』。
    kinksmonobox (15)
    *カラフルなデザインのボックス


    KinksのPye時代の再発に関しては、2014年暮れ頃だったか?デビュー50周年記念のアナログ再発があった。何故かLP1枚あたりの平均価格が3千円以上もしていたので、僕は結局次の4枚しか買わずじまいだった。
    1stの『Kinks』、そして、『Something else by the Kinks』、『Village green preservation society』、『Arthur・・・』。

    kinksmonobox (10)
    *梱包箱を開けると、このように入っていた

    このうち、『Arthur・・・』だけがステレオで他はMonoだった。そこから推測すると、3枚目まではMonoしかないので、4枚目の『Face to face』もMonoだろう。となると、あの50周年記念の再発LPは結局『Arthur・・・』以外は全てMonoでの発売だったのではなかろうか?
    *11/20追記:補足になるが、1stアルバムは3トラック録音でtrue stereo盤も存在する。けれども、2nd、3rdは、モノラルミックスのマスターしか無いので、3rdのステレオ盤は擬似ステレオとなっている。4枚目の『Face to face』以降はstereo/monoでの発売。

    なので、50周年記念LPを全て買った人にとっては、今回の『The Mono Collection』はほとんどがダブり。それゆえ、あまり喜ばしいものではないように思える。

    kinksmonobox (17)
    *梱包箱とボックスセットに貼られたシール(クリックで拡大)

    50周年再発に何故か含まれていなかった『Live at Kelvin Hall』、そして上記の『Arthur・・・』の2枚、それに少し前に紹介した2枚組編集盤、これら3種類を手に入れるためにわざわざ6枚ものLPがだぶってしまう。

    金額換算だと、50周年LPを6枚買えば、今回のBoxが買えたようにも思うし・・・・・・あの再発は一体何だったのか!?

    kinksmonobox (20)
    *付属のブックレットは写真と存命の3人の最新インタビューがメイン

    で、ジャケットの作りは今回のBox盤のほうがずっと質が良い。

    kinksmonobox (38)
    *左:50周年、右:Mono LP Box

    kinksmonobox (31)
    *50周年盤はシュリンクを残しているが、ジャケットの色はどれも淡く白っぽい

    LPのレーベルも、今回のBoxは英国オリジナル盤のレーベル色に似せた色を使用、つまり、『Live at Kelvin Hall』までが赤、それ以降は水色になっている。

    kinksmonobox (32)
    *赤いレーベルはこのようなデザイン

    盤の溝を比較すると、カッティングも別。新たにカッティングしなおされている。

    ただ、気になる音質に関しては、先ほど初めて小音量で聴けたのみなので残念ながら比較はできず。
    小音量でもわかる大きな違いは、50周年記念盤は曲間が短かった(デジタルマスターを使用しているのは確実)けれども、今回のは普通のレコードの感覚と言うか間隔となっている。

    付属のブックレットには使用されたマスターテープやマスタリング/カッティングに関する情報が一切無いので、今回もデジタルマスターを使用しているものと僕は推測している。


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    tag : Kinks Pye モノラル LP Mono Collection レコード キンクス

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    No title

    こんばんは。

    今回のマスタリングに関しては、ここで詳細が確認できます。
    http://wearesonylegacy.com/news/kinks-mono-collection-tomorrow
    50周年版もKevin Grayのカッティングだったような記憶が。今回のマスタリング作業でこの価格なら、かなりのお買い得商品ではないかと。

    Re: No title

    どうぷさん、こんばんは。

    > 今回のマスタリングに関しては、ここで詳細が確認できます。
    > http://wearesonylegacy.com/news/kinks-mono-collection-tomorrow

    情報、どうもありがとうございました!
    読む限り、何とオリジナルアルバムについてはアナログマスターを使用してのカッティングのようですね。
    それと、2枚組編集盤はオリジナルマスターからのフラットトランスファーのデジタルを使用なので
    (オリジナル盤はアナログコピーのマスター使用になるので)音の世代も若く聴こえるような気がします。

    > 50周年版もKevin Grayのカッティングだったような記憶が。

    そうでしたか。run-offを見ればわかりそうですね。

    >今回のマスタリング作業でこの価格なら、かなりのお買い得商品ではないかと。

    実は昨晩手にとった感じだけでいうと、50周年盤よりも良い手触りでした。
    ビニールの質感も音に反映されると思うので。



    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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