The Otis Redding Dictionary of Soul

    *追記:早くも記憶違いによる誤りを思い出した。恥ずかしながら、訂正してお詫びする。


    先日、Mono/StereoのセットでOtis Redding、1966年発売のアルバム『The Otis Redding Dictionary of Soul 』がCDとLPとで登場。これって、実際のタイトルは『Complete & unbelievable』が正しいのだろうか?ずっと『Dictionary of Soul』と呼んできた。

    僕はCDは買わずLPで買ったが、Mono/StereoのLP2枚組+シングルというセットになっていて、ジャケットは通常のシングルジャケット。

    OtisDOSoul (4)
    *シュリンクを残した状態、レーベルはオリジナルを再現



    OtisDOSoul (9)
    *ステッカーに詳細が

    前作が名盤『Otis Blue』なので、どうしてもこのアルバムは分が悪い気がする。別に比較するわけではないけれど、僕の場合、聴く頻度が全然違っている。満足度が違うのだから仕方が無い。
    *訂正:前作はジャケット裏面にある通り『The Soul Album』だった!恥ずかしい限り。それと比較するなら、聴く頻度は変わらないぐらいだ。

    OtisDOSoul (14)
    *ジャケット裏面

    それでもこのアルバムには彼の代表曲の一つと言っても良い2曲が収録されている。「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」、「Try a Little Tenderness」。

    加えて、後に再結成Humble PieがカバーしたOtis自作の渋い「My Lover's Prayer」やライブで映えるBeatlesの「Day Tripper」を収録。

    僕はVoltの米国オリジナルstereo LPを持っているが、Mono盤は持っておらず。Monoは10年以上前だったか?にSundazedから再発となった際の重量盤LPを代用品としていた。

    しかし、オリジナルVolt stereoとSundazed monoとでは、低音域が全然違っていて、Sundazed monoがかなり薄い低域なのに対し、ものすごく太い低域再生となるVolt stereoには正直驚かされる。よくまぁ、この当時、これだけの低域をLPに刻んだものだ。
    オリジナルmonoもいつか是非とも聴いてみたい。

    OtisDOSoul (17)
    *こちらは米国オリジナルのVolt stereo LP

    OtisDOSoul (21)
    *オリジナル盤ジャケット裏面

    因みに、90年代にRhinoから登場したCD(mono)の音を聴く限り、Sundazed monoよりは低音域が大きめに収録されているので、CDのほうがオリジナルマスターに近いのだろうと推測していた。
    *CDとLPの音質比較をするには、再生音質のクオリティがほぼ互角でないと意味がないわけで、僕の感覚だとアナログ再生機器(プレーヤー、カートリッジ、フォノイコライザー、トーンアームなど)の合計価格がCDプレーヤーの2倍以上でないと比較しても意味がないように思う。比較には、CDと共通マスターを使用したLPを持っておく必要もある。


    OtisDOSoul (24)
    *Sundazed mono

    さて、今回のMono/Stereoを聴くと、mono盤に関しては、オリジナルstereo LPとほとんど変わらないぶっとい低音域がしっかりと刻まれていた。音の質感もSundazed monoを上回り、2世代は若いマスターからカッティングされたのではないか?と思えてならない。

    OtisDOSoul (26)
    *Sundazed mono裏面

    で、Stereo盤を聴くと、オリジナルstereo LPとほとんど低音域の太さは変わらなかった。音のバランスはほぼ同じ、あるいは、オリジナル以上に今回の盤のほうがそれぞれの音が明瞭になっている。特にピアノの音の再現が素晴らしい。

    大元の録音のクオリティそのものは褒められないのだが、Stereo盤で聴くと、A-1の「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」では、ピアノの音のステレオ感から、スタジオ内の楽器配置が立体的に見えてしまう。ちょっと驚いた。

    音質的には非常に満足の行く再発盤だ。



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    tag : Otis Redding オーティス・レディング レコード 限定盤 ソウル辞典

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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