国内盤LP『アイム・ア・ボーイ』

    某ヤ○オクに、60年代に発売されたWhoの国内オリジナル(独自ジャケット)LPの意匠を使用したアナログブート2枚が出品され、片方は1万円超え、もう片方は3万円に近い値段で落札されて驚いた。ブートLPがそんな高額で取引されるとは!

    一つはこのLPのジャケットを模したブートだった。
    国内盤LP『アイム・ア・ボーイ』SLPM-1354

    20161002 (2)
    *帯は同時期の別のLPから借用(苦笑)



    もう1点のブートは、国内盤の『セルアウト』ジャケットを模したもの。
    片方のブートの商品説明によると、なんでも英国で10数年前に250枚ずつ製造されたとあった。

    とは言え、完全なコピー盤(カウンタフィット)でなく、収録曲は曲目表示から判断するにアウトテイク集だ。
    ジャケット裏面のデザインは大幅に変更されていた。

    もしそれがブートCDならば、中古で1000円しない値段かなと思えるような内容なのだが、それが1万円を超えること自体僕には驚きだ。

    20161002 (11)
    *こちらは正真正銘のオリジナルLP

    最初見た時はオリジナルLPか?と思って、1万円程度なら入札してみようかなと考えた。ジャケット裏写真を見てすぐにブートとわかったので入札しなかったが、レーベルもしっかりPolydorを真似たPolyboyで、なんと言うか、僕には引っ掛け商品のように思えてしまった。
    さすがに入札した人は、アナログブートのコレクターなのだろうが。

    20161002 (23)
    *帯なしの状態、ペラジャケでコーティングあり

    さて、国内盤『アイム・ア・ボーイ』は、復刻CDが数年前に日本独自企画として登場していた。で、CDを引っ張り出してきてライナーを読むと、何と2006年の発売だった。
    そうか、あれからちょうど10年経つのか!

    その復刻CDは国内保管のマスターテープを元にしたCDだったので、わざわざ高価なオリジナルLPを持っていなくとも満足のできる内容だった。使用された音源が2曲(「恋のサークル」「恋のマイウェイ」擬似ステレオ)を除きステレオだったことがわかる。

    20161002 (8)
    *帯を借用したLPはこれ、数年前にレコード市で500円で購入

    今日は大きな音で聴かなかったが、過去の記憶で言うと、この国内オリジナルLPに使用されたマスターはコピーテープで、それほど周波数レンジは広くなく、良くも悪くも無いという印象だった。
    これよりも、収録曲が同じ欧州向けのアルバム『The Who』の80年代の再発盤(僕のはスペイン盤)の方が、世代の若いマスターを使っているように思えた。


    90年代の初め~半ばだったが、大阪の中古レコード屋に、『アイム・ア・ボーイ』の新品同様盤が飾られていた。僕が現物を見たのはそれが初めてで、確か帯なしだったと思うが、売値は5万円近くか10万円近くだったように思う(そこをしっかりと思い出せず)。
    いずれにせよ、その時点で僕が見た中で最高値のWhoのレコードだった。
    80年代には東京の中古屋で英国オリジナル1st『My Generation』に4人のサインが入ったLPが飾ってあり、それよりも『アイム・ア・ボーイ』は高かった記憶がある。だとすると9万円台だったかも。
    あ、僕はそんな高額では購入していない(というか、さすがにそれは無理でしょう)。




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    tag : ザ・フー Who レコード LP アイム・ア・ボーイ ブート

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    No title

    JDさん、こんにちわ。
    またまたご無沙汰でした(笑

    僕もこの2枚オクで見てましたけど、見合わないくらい高騰していましたね。
    250枚プレスはともかく、それ程魅力的だとは思いませんでした。

    僕もかつて「アイム・ア・ボーイ」持ってました。
    地元の中古屋で帯なしで1万円ちょっとだったかな。
    JDさんのよりジャケの状態がちょっと悪かったかな。
    いいジャケだとは思っていましたが、ピートがほとんど写っていないことと、仲間のマニアが譲ってくれとうるさかったことで、結局手放してしまいましたが。

    レコやCD1枚にガッツリ投資できる人はすごいなとは思いますが、昔はともかく今はとても真似できません(笑

    Re: No title

    Grahamさん、こんばんは。
    お久しぶりです。
    お元気でしょうか。

    > 僕もこの2枚オクで見てましたけど、見合わないくらい高騰していましたね。

    本当に、そのとおりでした。
    僕はもうアナログのブートには1500円以上支払うことはないですね。
    それがどんなアーティストであれ。

    > 僕もかつて「アイム・ア・ボーイ」持ってました。
    > 地元の中古屋で帯なしで1万円ちょっとだったかな。

    それは良い買い物でしたね。僕は3倍程度しました。
    僕もいつかは手放すかもしれませんが・・・・・・。

    > レコやCD1枚にガッツリ投資できる人はすごいなとは思いますが、昔はともかく今はとても真似できません(笑

    1枚にとなると確かに厳しいですね。
    僕がこれまで買ったレコード1枚の最高値は4万円未満なので、『アイム・ア・ボーイ』はたぶん高額盤トップ10に入ります(苦笑)。


    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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