ビートルズ No.2

    これまで何度か記しているが、自分の記憶とはやはり当てにならないことがそれなりにある。今回も久しぶりに聴いた国内盤『ビートルズ No.2』の回転数が正常で驚いた。

    僕はこのアルバムについては、“再生速度が通常よりも速い”記憶をずっと持っていたのだった。

    beatlesno2 (6)
    *国内初版プレス(と思う)



    国内盤『ビートルズ No.2』は、日本独自選曲のモノラル盤として有名だし、英国での2ndにあたる『With the Beatles』からの選曲については、ステレオ音源をモノラルにした偽モノを使用していることでも有名だ。

    beatlesno2 (16)
    *ジャケット裏面(右下に書き込みあり)

    十数年ぶりに聴いた印象では、英国1stの『Please please me』収録曲についても同様に偽モノっぽい。

    アルバムジャケット表面は、米国Capitolからの2nd LP『the Beatles' second album』から拝借し、THE BEATLESの文字色を赤色に変更。さらに、収録曲が違うのでfeaturing SHE LOVES YOUをCAN'T BUY ME LOVEに変更してある。

    A面が「Cant't buy me love」から始まるのは新鮮だ。他には米国編集盤『Beatles Again (Hey Jude)』もそうだったような・・・・・・。

    beatlesno2 (13)
    *付属の歌詞カードや内袋(ジャケット裏の書き込みが購入日なら、66年5月の購入)

    先日紹介した音楽誌Music lifeの国内シングル盤紹介ページ (P134)で、「Roll over Beethoven」は“1ヵ月後に発売される2枚目のアルバムの1曲目を飾る”とある。
    これは恐らく米国盤『the Beatles' second album』のことか(実際にA-1に収録)と思うものの、米国発売は64年4月10日とのことなので国内シングル(’64/4/25)よりも先に発売されているが・・・・・・。


    先ほど、英国アルバムからの収録曲はステレオ音源をモノラルにした音源と書いたが、米国盤『the Beatles' second album』のモノラル盤はどうだったのだろう?と思えたので、こちらも引っ張り出してきた。

    beatlesno2 (26)
    *米国オリジナルMono盤、内袋はオリジナルではない

    こっちも基本はステレオをモノ化した音源っぽいが、「I call your name」はステレオ盤とは別ミックスとなっている。
    まぁ、詳しくは研究本が出ているだろうから、そちらに任せるとするか(苦笑)。僕はこのアルバムのモノラル盤って、90年代後半になって初めて手に入れたので、あまり馴染みがないのだ。

    beatlesno2 (19)
    *カナダオリジナル盤(左下の赤文字は書き込み)

    似たジャケットのこちらは、日本同様に米国『the Beatles' second album』のデザインを借用したカナダ盤3rd LP『Long tall sally』。オリジナルモノラル盤だ。


    なお、今回紹介した『ビートルズ No.2』も90年代半ばに中古レコード屋の特価品の箱の中から購入した。1000円前後だったと思う。900円とか。
    カナダ盤はカナダ旅行の際に購入。現地でも結構な値段がした。

    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : Beatles ビートルズ セカンドアルバム レコード LP 米国盤 カナダ盤

    コメント

    Secret

    No title

    JDさん、こんにちは。

    最近は、音質がいいかだけではなく、古さも含めて盤に味があるかで購入しています。

    少し前に、ストーンズの「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」のUSオリジナル盤を状態がよくないからということで格安で手に入れました。
    音飛びこそありませんが、終始パチパチいっているような音質です。でも、なぜか不思議な魅力があり、ずっと音のよいCDよりもそちらを聴いてしまいます。なぜでしょうね。

    また、今回の話題にもありますが、書き込みがあるアルバムについてはどうお考えですか? 
    個人的には、多少の剥がれとかは気にならないのですが、なぜか書き込みは気になります。

    Re: No title

    Makoさん、こんばんは。

    > 少し前に、ストーンズの「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」のUSオリジナル盤を状態がよくないからということで格安で手に入れました。音飛びこそありませんが、終始パチパチいっているような音質です。でも、なぜか不思議な魅力があり、ずっと音のよいCDよりもそちらを聴いてしまいます。なぜでしょうね。

    それは、残念ながら僕にもわかりませんが、一つ言えるのは、実際に当時発売されたレコードだということ。
    音質云々よりも、当時のモノという点が心理面で大きく働いている可能性はあります。ある意味骨董品と似たところでしょうか。

    > また、今回の話題にもありますが、書き込みがあるアルバムについてはどうお考えですか? 
    > 個人的には、多少の剥がれとかは気にならないのですが、なぜか書き込みは気になります。

    僕は書き込みよりも剥がれのほうが気になります(苦笑)。
    欧米ではレコードに名前を記すのは、貸し借りが頻繁だった時代の名残なのかもしれず、無いほうが良いけれども、剥がれているよりも悪い印象はないですね。

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    05 | 2018/06 | 07
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR