Françoise

    Françoise Hardyのレコードで最も見つけやすく、安価な割りに内容の優れた編集盤は、やはりこれだと思う。

    FH70 (4)
    *発売当初定価は2100円

    1973年にEpic Sonyが(たぶん69年以降の作品の)日本での販売権を獲得しての第1弾となった『Françoise』。





    このレコードは、フランス本国では1970年に発売されている(僕は仏盤を持っていない)。
    Disque-Vogue時代後期1967年の楽曲から、1970年のHypopotam/Sonopresse期に録音・発売された楽曲まで、全12曲で構成されている。

    FH70 (12)
    *見開きジャケット内側

    収録曲の録音年が楽曲ごとに異なるので、サウンドの傾向は僕にはバラバラに思えるけれど、アルディの個性が引き立つ曲が選ばれているため、最初に書いたように内容的には充実している。

    それにしてもこのレコード(帯なし、Aランク品)、2000年以降は500円箱に入れられるようになり、同じ箱に入っているほかのアルバムよりもずっと質が高いはずなのに、よっぽど中古市場でだぶついてるのだなと思わせられる。
    きっと73年当時、馬鹿みたいに売れたに違いない。

    FH70 (8)
    *ジャケット裏

    実際、日本で最も有名と思われるアルディの曲、68年の「Comment te dire adieu」(このアルバムに収録)や「Ma jeunesse fout le camp」、「Des ronds dans l’eau」という67年の名曲が収録されていて、当時日本でリアルタイムでこのアルバムを購入した人にとっては73年の曲として認識されている可能性が高い。

    そのあたりは、Michel Polnareffの69年の名曲「Tout tout pour ma chérie」を、Sonyが71年に日本でヒットさせたのと同じような状況だろう。

    FH70 (17)


    話を国内盤の『Francoise(ECPM-24)』に戻すが、僕は3枚持っていて、全て90年代の半ば~後半に買った。
    一つは見本盤、一つは帯なし、一つは帯あり。買った順番は帯なし、帯あり、見本盤だろうか。帯ありも1200円ぐらいだったと思うが、他の2枚は500円ではなかったけど600~800円程度だったと思う。

    FH70 (21)
    *見本盤レーベル

    67~70年の楽曲とは言え、そのサウンドは自然だし、楽曲のクオリティが高いので、初めて聴く人にも十分に良さが伝わる気がする。

    但し、A面1曲目はドイツ語で歌われていて、ちょっととっつき難いかもしれない。これは同じく70年に発売したドイツ語で歌ったアルバムから選択されている。
    B面1曲目は英語曲でElvisのカバーで、これも英語で全曲歌ったアルバム『En anglais』からの選曲。

    もし興味のある方は、是非聴いて欲しい。



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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : Françoise Hardy フランソワーズ・アルディ Vogue レコード LP Epic Sony

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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