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    Elvis is back! 驚愕のハイレゾLP

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    1960年に発売されたこのアルバムは、Elvis Presley初のステレオ録音のLPだ。
    個人的な好き嫌いで言うと僕自身はこのアルバムを彼のベスト作だとは思っていないが、一般的な評価は非常に高い。

    僕はこのアルバムでのスローな曲の曲調が苦手で、逆に入隊前の50年代作品でのスローナンバーは非常に好きな曲が多い。

    このアルバム以降、ロックンロール色が薄まりエンターテイナー色が強くなっていく傾向にある。いや、50年代の時点から既にElvisはエンターテイナーだった。曲調の変化はElvisの変化でもあったが、時代の変化でもあったと思う。

    冒頭の写真を見てお気づきの通り、高音質CD やレコードで有名なDCC社発売の再発盤だ。これが本当に音が良い。
    1960年のステレオ録音がこれほど素晴らしかったのか!と、思わず唸ってしまう。

    裏ジャケットはあろうことか、曲目表記に誤りがある。
    A面6曲、B面6曲のはずが、A面7曲、B面5曲となっている。
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    しかし、盤は正しくプレスされていて、両面6曲ずつ。
    レーベルはDCC社独自のデザイン。
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    オリジナルのUS盤LPだが、残念ながら持っているのはMono 盤のみ。
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    このアルバムへの思い入れが薄いため、このコンディションで満足している。いつかはステレオ盤も手に入れたいが。

    英国盤のオリジナルはこの通り。まずStereoから。
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    ジャケットは英米ともに見開きで、内側にはこのような写真がある。
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    初期のステレオレーベル。
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    英国オリジナルステレオ盤は、ものすごくカッティングレベルが低い。ボリュームをかなり上げてようやくモノ盤レベルの音量となる。大きめの音で聞くと、スクラッチノイズも多いが、それなりに良い音でプレスされていることがわかる。

    こちらはMONO。
    ebackUK1.jpg
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    英国盤ジャケットは、モノもステレオも両面コーティング仕上げありで美しい。

    レーベルはBig Silver RCA(?)たぶん、何か呼称があると思うが・・・。
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    そして最後に、今年発売された超高音質盤。
    これが驚愕のハイレゾLPだ。
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    Jazzでは45回転x2枚組みの高音質プレスのLPはオーディオファイルにはおなじみだが、Rockではなじみが薄い。
    Analogue Productionsから発売されたのが、まさにそのフォーマット。
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    45回転ディスクにすることで、1枚あたりの収録曲数は減るが、1曲あたりについてはLPというメディアの器そのものをできるだけ大きくすることができる。結果、これまでの高音質LPを超える音質が狙える。
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    実際に聴くと、驚きの音質だ。なんじゃこりゃあ!
    1曲目の「Make me know It」を聞いた瞬間、笑わずにはいられなかった。
    まさにハイレゾLP(勝手にそんな言葉を作ってしまうほどにすごい)。

    サウンドステージの広がりや奥行き、微小な音の再現性や余韻など、どれをとってもDCC盤LPよりもすごい。音のゆるぎなさ、安定感、そしてリアリティが別次元となる。
    大元の録音が良かったこともあると思うが、予想以上だった。
    そして音の粒立ちの感じがSACDに非常に良く似ている。マスター音源に近づくとそうなるのだろうか?

    このレコード、新品で7~8千円くらいだが、リマスターBeatlesもこれで発売してくれないだろうか? 
    これならハイレゾ音源を世に出した後でも、LPを買ってしまうに違いない。

    *なお、レコードの再生音質の比較・印象などはあくまで僕自身が自分のオーディオシステムで再生して感じたものであり、システムが違えば印象が変わることもあるため、あくまで参考と言うことで。
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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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