Rolling Stones in Mono

    数日前に正式に発売アナウンスがなされた『Rolling stones in Mono』。発売予定は9/30。
    box-lp_RS.jpg
    *Universalの公式HPより

    英国Deccaと米国London時代に発売されたmonoアルバムの復刻+アルバム未収録曲によるボックスセット。LP、CDでの発売に加え、ハイレゾ配信もあるとのこと。

    詳しくはUniversalの公式HPに詳細な紹介記事あり。




    67年の『Between the Buttons』まで、英米発売のアルバムは、同じジャケット写真を使っても収録曲が違っていたり、あるいは全く別カバーなのに同じタイトルがついて収録曲が異なる、などの状況だったのは皆さんご存知のとおり。
    なので、米国版1stと米国版『Between the Buttons』は今回のセットに含まれておらず。

    個人的には、当時英国発売のなかった米国盤『Got live if you want it』のモノラル盤も加えて欲しかったところ。現時点でもあのモノラル盤はオリジナルLPでしか聴けないミックスだ。

    収録アルバムのうち、ある意味貴重な音源と言えるのは、収録作品の中でも後期の2枚、『Beggar’s Banquet』と『Let it Bleed』だろうか。あるいは『Their Satanic Majesties Request』も。

    僕も『Let it Bleed』の英国オリジナルモノラル盤は持っていない。
    ただ、その前の『Beggar’s Banquet』のモノを聴く限りは、ステレオミックスの方が良いという印象を個人的に抱いており、コレクションとしては欲しいが、特に聴きたいわけでもないと言うのが正直なところ。



    なお、DSDマスターを使用してのモノラルLPの発売については、まず2002年のSACD/CDハイブリッド化の翌年にLPも数タイトルのみ発売された。その中にはモノラル盤の英国仕様『Out of Our Heads』と米国仕様だったが1stも含まれていた。

    その後、2010年に60年代のアルバムのLPボックスセットが登場し、そこには、英国1st、『The Rolling Stones No. 2』、再登場の英国『Out of Our Heads』が含まれていた。

    さらに、2014年には『12x5』のモノラル盤も登場している。

    これら、DSDマスタリングでの既発モノラルLPは合計で4タイトルのみ。なので、今回のボックスセットにて10タイトルが初登場となる。

    box-cd_RS.jpg
    *Universalの公式HPより


    BeatlesのMono boxは、CD BoxとLP Boxとで発売時期が大きく違い、マスタリング(最終的に狙った音)が両者で大きく違っていたのだけれど、今回のRolling stonesのmono boxはそういうことがない。
    そこから推測すると、LPで買おうがCDで買おうが、ある程度のグレードのオーディオセットで聴けば、ほぼ同じ音質に落ち着くのではなかろうか。

    配信版ハイレゾ(音源のみ)の価格は不明だが、LPとCDとでは大きな金額差があるので、音だけを求めるならCD boxで十分かも。

    あ、僕はLP Boxのみを注文したけどね。
    しかも、当初この商品のみ予約し、Amazonで輸入盤2点買うと10%オフ対象と知って、別商品と抱き合わせの2点で再度予約しなおした(前の予約はキャンセル)。そういうキャンペーンを利用しない手は無い。




    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : Rolling Stones in Mono レコード ボックスセット DSD モノラル

    コメント

    Secret

    No title

    これは決定版の予感ですね。
    ストーンズ初期についてはSACDで全部揃えていたもので、これまで発売されていたLPについては見送っていました。

    というのも、SACDの音が全然好きじゃなかったというのがあります。無理なノイズ処理やハイ上げドンシャリ仕上げな感じがして聴いててイライラする音しか出ていないように感じていました。そのあたりのマスターを使っている限りは音も期待できなさそうだなと思っていて。。

    今日に至ってようやくそういった音傾向も見直され、今流行りのアビーロードでのマスタリングということでこれは漸く買いかと思っています。

    「Beggers Banquet」のモノの仕上がりがイマイチかという点についてなのですが、僕は「Let It Bleed」と合わせてモノラルの音は聴いたことがありません。ただし、シングル集だか何だかに収録されていた「No Expectations」のモノラルミックスはブライアン・ジョーンズのスライドギターの音がとても大きくミックスされていて感動した覚えがあるのですが、やっぱりお好みでなかったですかね?

    さて、僕はCDとLPのどちらを購入するかかなり悩んでいます。価格差はありますけど、やっぱりLPで購入するだろうと思います。後は配信も好きなアルバムだけかいつまんで手を出してみようかとは思っています。

    アマゾンのキャンペーン気づいていませんでした。気づいてオーダーしなおしました。情報ありがとうございます!

    Re: No title

    Columbiaさん、こんばんは。

    > これは決定版の予感ですね。

    そうであって欲しいですね。

    > というのも、SACDの音が全然好きじゃなかったというのがあります。無理なノイズ処理やハイ上げドンシャリ仕上げな感じがして聴いててイライラする音しか出ていないように感じていました。そのあたりのマスターを使っている限りは音も期待できなさそうだなと思っていて。。

    確かに、ノイズリダクション使用と高域、さらに低域強調もあるように思いますが、個人的にはその割合はそれほど強いとは思っておらずでした。特にステレオ音源については、英国オリジナルLPと比較してもさほど印象は変わらないどころか、よりマスターに近づいた音をしていると思っています。

    > 今日に至ってようやくそういった音傾向も見直され、今流行りのアビーロードでのマスタリングということでこれは漸く買いかと思っています。

    そうですね、2002年よりは今の方がより自然な音を目指している気がするので楽しみですね。
    とは言っても最初の3~4枚目までは大元の録音音質が今ひとつなので、改善幅は狭い気がしています。

    > ただし、シングル集だか何だかに収録されていた「No Expectations」のモノラルミックスはブライアン・ジョーンズのスライドギターの音がとても大きくミックスされていて感動した覚えがあるのですが、やっぱりお好みでなかったですかね?

    今日久しぶりにモノを聴きましたが、ステレオで聴くほうがそれぞれの演奏者の気配が立体配置で分離して聴き取れるので、やっぱりステレオのほうが良いですね、僕は。
    「No Expectations」のブライアンのギターも、モノの方がミキシング比率は微妙に上がっているのかもしれませんが、ステレオで右チャンネルをメインに聴いたほうがずっと演奏の細かな動きも聴き取れます。この曲でのモノの良さはベースの太さかなと思います。

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    06 | 2017/07 | 08
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR