At the Hollywood bowl その他

    先日に引き続き、今日もBeatlesの(正しくは)『the Beatles at the Hollywood bowl』LPを聴いていた。

    今回は英マト1(両面)、独、蘭、米、西、そして英再発盤に加え、ベルギー、英国マト3U(両面)、さらにもう1枚の米国盤を加え、B-1の「boys」を聴き比べしていた。

    AtHB (3)
    *コーティングジャケットのベルギー盤

    これら以外にフランス盤と3枚目の米国盤、EAS型番の国内盤も持っているはずなのだが、すぐには見つからず。



    AtHB (9)
    *ベルギー盤ジャケット裏面とインナー

    比較した全てを通じてわかるのは、これらの盤は大別すると、カッティングレベルの違いで2つに分けられるということ。

    一つは、英マト1(両面)、独、西、ベルギー、英再発盤のグループ。こちらは音量が大きい。
    もう一つは、米、英国マト3U(両面)そして蘭のグループ。こちらは音量が小さい。

    AtHB (22)
    *英国盤の内袋は角が丸い

    さらに2つ目の特徴を挙げるなら、後者のグループのほうが耳につく高域は抑え気味にマスタリングされているという点。
    おかげで、音量を前者グループと同じにしても(比較すると)歓声が目立たず聴きやすい気がする。

    米国盤がその度合いが最も強く、英国マト3U(両面)と蘭は、米国と前者グループの中間くらいか。
    因みに、英国マト3U(両面)はmasterd by Capitolの刻印ありだ。

    AtHB (24)
    *こちらはオランダ盤

    僕はずっと英マト1盤の音の鮮度が高いと思い込んでいたが、それは大元のカッティングレベルの違いと、小音量で聞いた時に耳につく高域も強調されていることの2点によるもので、正直、音量を同じくらいにすると鮮度の差はほぼ無いのでは?と思える。

    それよりも今となっては、歓声が強調されないことからマト3Uの方が大音量でも聴きやすいように思った。
    もしかすると、英国でマト3Uが登場した理由は、「高域が強調されて歓声がうるさい!」とクレームが来たからとか?(あくまで推測だが)。

    そのあたりは、使用するオーディシステムの再生音や好みによって判断はかわるかもしれないが。個人的にはノーマークだったオランダ(欄)盤や米国盤が今の僕には好みかも。

    最後に、昔記事にした際に紹介しなかった西ドイツ盤のレーベルが独特だったことに今更気付いたので紹介しておく。

    AtHB (12)
    AtHB (15)
    *レーベルがスペイン盤同様に黄色くてOdeonロゴあり
    AtHB (17)
    *ジャケット裏面右下のバーコードは新しいプレスっぽい(はっきり覚えていないが、90年代初頭に購入した気がする)



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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : Beatles ビートルズ ハリウッドボウル Hollywood Bowl オリジナル盤 レコード

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    No title

    JDさんこんばんは。

    実は今回の再発が決まって、こちらでこのアルバムが取り上げられてほぼ初めて「真面目に」このアルバムを聴いてみています。ずっと以前に購入した時には、半分オフィシャルの録音状態の良くないライヴ盤との認識があり、さして真面目に聴いた記憶がありません。

    しかし、じっくりと腰を据えて聴いてみると実に当時のオーディエンスも含めた会場の異様な盛り上がりが聞こえてきて、またビートルズのメンバーの演奏も(意外に!?)良くてびっくりしてしまいました。

    ジョージ・マーティンのライナーノーツでも似たような事が書かれていて共感が湧きました。つまり、録音した当時は瑕疵が多いと思ったけど、13年後に聴いたら当時の感動をありありと思い出したという点。

    このアルバムはドキュメンタリーでもあり、ジョージ・マーティンのスクラップブックのようでもあり、そう言いう意味ではよくまとめられたライヴアルバムだと思いました。

    さて、今度再発になるライヴ盤はなんとなく「ネイキッド」のようなダメ盤の感じがしなくもないですが、テクノロジーありきのアルバムではなく、ガッツのある音を期待しています。

    Re: No title

    Columbia さん、こんばんは。

    >ずっと以前に購入した時には、半分オフィシャルの録音状態の良くないライヴ盤との認識があり、さして真面目に聴いた記憶がありません。

    そうだったんですか!それは残念な聴き方をされていましたね。
    当時の英国勢のライブ録音(Rolling stones、Kinksなど)との比較で、発売当時から全く問題ないオフィシャル録音でしたよ。
    録音状態が良くないというのはあくまでマーティン氏の考えではないのかなと思います。
    Capitol側は発売したかったわけですから。

    > しかし、じっくりと腰を据えて聴いてみると実に当時のオーディエンスも含めた会場の異様な盛り上がりが聞こえてきて、またビートルズのメンバーの演奏も(意外に!?)良くてびっくりしてしまいました。

    録音で言えば、Drumsがかなり音抜け良くしっかり録音できている(バスドラムまで!)のが良いですね。
    64年のブート音源を聴く限り、DrumsとBass、Guitarx2と歓声、そして歌(コーラス)+αという具合に3トラックに分けて録音してあるようです。

    演奏で言うと、Georgeのギターが実はJohn同様にドライブ感があったことを裏付ける素晴らしいリズムのリフを刻んでいますね。
    Can't buy me loveのノリは、スタジオ録音以上に良いです。

    > さて、今度再発になるライヴ盤はなんとなく「ネイキッド」のようなダメ盤の感じがしなくもないですが、テクノロジーありきのアルバムではなく、ガッツのある音を期待しています。

    関係者試聴会での野良さんのコメントを読む限りは、77年版よりも生っぽい音になっているのでは?と推測しています。
    そうあって欲しい。



    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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