live at the Hollywood bowlのブートCD

    今日久しぶりにBeatlesの『live at the Hollywood bowl』LPを、英、独、蘭、米、西、そして英再発盤などでA面の2曲のみ聴き比べした。
    何年も聴いていなかっただけでなく、今住んでいる部屋でそれなりの音量で聴いたのは初めて。おかげで、記憶にあった印象と実際の再生音とに違いを感じて驚いた。
    特に低音域は、記憶と違ってあんまり大きくなくて肩透かしを食らった感じ。

    HoBoBoot (2)
    *左下は3枚組なので、ケースを開けてさかさまに置いた

    それと同時に、64年、65年のHollywood bowl音源のブートをいろいろ出してきて聴いていた。
    その音から判断するに、65年の録音については、正規盤『live at the Hollywood bowl』での音作りは大変だったんだろうなと思えた。


    僕はBeatlesのブートコレクターではないので、全てのCDは中古で購入したものだ(所謂新古品もあるかもしれないが)。それに、ネット経由で手に入るような音源には手を出したことが無い。

    それでも、探したらHollywood bowlでの録音を含むブートは上の写真だけあった。
    これらは全て正規録音音源からの流出だ。オーディエンス録音ではない。

    HoBoBoot (9)
    *この2枚はほぼ同じ内容(64/8/23&65/8/30)、64はモノ、音質は右の方が良いかも

    64年の録音は、モノラル音源のものとステレオのものの2種類が存在し、モノラルは(推測だが)当時発売予定だったと言われる正規盤用のモノラルミックスが使われていると思われる。
    但し、音源そのものは板(盤)起こしの音源をノイズ除去した?のか、ちょっとくぐもった印象を受ける。

    HoBoBoot (11)

    HoBoBoot (13)
    *上の2種類は64年のLiveを集めたもので、ここにはステレオ音源で収録

    ステレオ音源は90年代に流出したのか?大元の3トラックテープからのラフミックスだと思われる。もしかすると、Capitol発売予定の正規盤のステレオ用ミックスがあったのかもしれないが。

    いずれにせよ、77年発売の正規盤とはミキシングバランスが違う。
    正規盤に聞かれる残響がほぼない。歓声もギターが録音されたトラックのみ正規盤に似て目立つが、他の2トラックはほぼ目立たない。ここから判断するに、77年正規盤は、あえて歓声を目立たせた音作りだったと判断できる。


    65年の音源はどれもステレオだった。手持ちの中では8/29日録音は一つのブートにしか収録されておらず(以下のCD)。

    hwcd
    *音質的にもこれがベストかな、けれども収録音量が小さいので、アンプのボリュームを上げる必要あり

    30日録音はいろいろあるが、大元の音源は全く同じかどうか不明。
    流通過程で若干ピッチが変わったり、追加でEQ操作などされている可能性があるが、少なくとも大元は全て同一か、あるいは2種類あったかのどちらかかなと思える。

    65年の8/29の音源について言えば、ラフミックスだからか?1曲の中で収録音のバランスが変わる部分があり、それこそ、3トラックをそれぞれ何も加工しないフラットトランスファーで1トラックずつ(モノラルで)3トラック分収録したブートがあれば是非とも聴いてみたいと思わせられる(笑)。

    以前記したかもしれないが、29日の演奏はかなりだれていて、30日よりも使えない。
    77年の正規盤でこっそり29日の録音から使った曲については、確かに30日録音よりも公式発表する上ではましだったと言える。

    hwcd2
    *CD2枚組に3公演を全てステレオで収録

    30日の演奏はそのように公式発表できない部分を29日録音で補えば、最初から最後までのコンプリート(風)で発表できる気もする。

    唯一、最後の「I'm down」だけは、間奏の手前部分の数小節、Paulと他の3人が完全にずれているため(原因はRingoの入りが何故か遅れたため)公式発表しづらい。この曲の29日分も良い演奏とは言えないので、この点をごまかしできる技術が出てこない限り、残念ながらブートでしか陽の目を見ないだろう。

    それと、確かにステージ上にモニタースピーカーが無かった時代ゆえ、Beatles VS観客の歓声(悲鳴)の図式になるものの(Beatlesだけでなく他のグループも条件は同じ、但し観客数や女性の比率で変わるだろうが)、前述の30日の「I'm down」を聞く限り、ステージの上でRingoのDrumsは聴こえていたに違いないし、きっとアンプから出るギターやベースの音も聴こえていただろう。問題は自分たちの歌声が聴こえたかどうか。
    それでも、歌詞をごまかしながら歌うJohnに対するPaul,GeorgeのコーラスはJohnの状況をわかっているみたいなので、歌声もそれなりに聴こえただろうと推測できる。

    とても演奏しづらいことには違いないと思うが、自分たちの演奏が聴こえていなかったと言うのは、歓声との相対性であって、全く聴こえないわけではない。今では伝説作りの誇大広告のように思える。
    まぁ、もう慣れっこだけどね。




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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : Beatles ビートルズ ハリウッドボウル Hollywood Bowl 完全版 ブート CD

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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