Who are you [single vesrion]
WhoのPolydor singles 7 inch box set、正式名称は『the singles 1975-2015』』が届き、そのうちの1/3ほど聴いた。
今回のプレスはこれまでの同一シリーズと大きく違いがある。それは本当に重量盤シングルになっている点。盤を手に取った際の重みが、これ以前の3つのボックスと全然違う。

*「Who are you]シングルいろいろと今回のボックスセット
ボックスセットの話は持越しし、今回はちょっと聴き比べして、あれ?こんなだったっけ!と驚いてしまったKeith Moon存命中の最終シングル「Who are you」を紹介することに。
1978年発売のシングル「Who are you」は、同名アルバムに先駆けて78年7月に発売された。前シングル「Sqeez box」は75年発表なので3年のブランクがあった。
シングル「Who are you」は、アルバム『Who are you』プロモーション用として何種類かのDJ用mixが存在した。

*英国シングル、右側もレーベル違いの英国シングル(後発だと思う)
今回のPolydor singles 7 inch box setに付属のライナーを読むと、英国プロモ用には3種類のミックスが作られ、その際にラジオでのオンエアーには不向きな叫び“...who the fuck...”が“...who the hell...”に録音しなおされて置き換えられた、とあった。
実際、アルバムや聴きなれたシングルバージョンの(編集され短くなった)英国シングル、つまり、発売されたものは前者で収録されている。間奏の手前のRogerのボーカル部分だ。

*英国シングルのスリーブ裏面とレコード(このレーベルで今回のボックスも復刻)
僕はUS promo singleを持っていたと思うが、今回見つからず。
確か、それぞれの面に違う長さのヴァージョンが収録されていた気がするが、いつもの如く定かではない。
しかし、ここまで書いて、一部の人は疑問を抱いただろう、「シングルバージョンって、単純に編集されて短くなっているだけで、mixが違うことはないのでは?」と。
ところが、米国シングルを聴いて驚いてしまった。プロモ用でなく、通常のシングル盤だ。
編集が英国シングルと全然違うことは、昔買った当初からわかっていたが、実は今回聴き比べるまで、このシングルが楽器の定位が違う(それに伴って、リバーブのかかり具合も深くなっているように聴こえる)だけでなく、前述の“...who the hell...”バージョンのボーカルで収録されていたことに気付いていなかった。
イントロが始まった時点でリバーブのかかり具合が違い、「あれ?こんなだったっけ!」となってしまった。何故かギターが目立たないし(定位が違う)、ボーカルも小さく聞こえる(少し音量が小さくなっている)と思ったら、“...who the hell...”の歌詞になって(笑)。
つまり、米国シングルはmix違い、edit違いの両方なのだった。

*左:米国シングル(スリーブは当時のものか不明)、右:(確かスペイン盤)ピクチャースリーブ付きシングル
編集ポイントも英国シングルと全然違うが、米国シングルの編集は、わかりやすい例を挙げるなら、まるで「Wno't get fooled again」のシングルeditのような、予想のつかない展開をしていると言える。なんか展開しすぎて、歌よりも演奏部分がメインのような印象を受ける……と言うのは言い過ぎか?
PS
米国シングルと並べて写真を撮ったスペイン盤は英国シングルと同一音源だ。
誤解されないように補足しておく。
今回のプレスはこれまでの同一シリーズと大きく違いがある。それは本当に重量盤シングルになっている点。盤を手に取った際の重みが、これ以前の3つのボックスと全然違う。

*「Who are you]シングルいろいろと今回のボックスセット
ボックスセットの話は持越しし、今回はちょっと聴き比べして、あれ?こんなだったっけ!と驚いてしまったKeith Moon存命中の最終シングル「Who are you」を紹介することに。
1978年発売のシングル「Who are you」は、同名アルバムに先駆けて78年7月に発売された。前シングル「Sqeez box」は75年発表なので3年のブランクがあった。
シングル「Who are you」は、アルバム『Who are you』プロモーション用として何種類かのDJ用mixが存在した。

*英国シングル、右側もレーベル違いの英国シングル(後発だと思う)
今回のPolydor singles 7 inch box setに付属のライナーを読むと、英国プロモ用には3種類のミックスが作られ、その際にラジオでのオンエアーには不向きな叫び“...who the fuck...”が“...who the hell...”に録音しなおされて置き換えられた、とあった。
実際、アルバムや聴きなれたシングルバージョンの(編集され短くなった)英国シングル、つまり、発売されたものは前者で収録されている。間奏の手前のRogerのボーカル部分だ。

*英国シングルのスリーブ裏面とレコード(このレーベルで今回のボックスも復刻)
僕はUS promo singleを持っていたと思うが、今回見つからず。
確か、それぞれの面に違う長さのヴァージョンが収録されていた気がするが、いつもの如く定かではない。
しかし、ここまで書いて、一部の人は疑問を抱いただろう、「シングルバージョンって、単純に編集されて短くなっているだけで、mixが違うことはないのでは?」と。
ところが、米国シングルを聴いて驚いてしまった。プロモ用でなく、通常のシングル盤だ。
編集が英国シングルと全然違うことは、昔買った当初からわかっていたが、実は今回聴き比べるまで、このシングルが楽器の定位が違う(それに伴って、リバーブのかかり具合も深くなっているように聴こえる)だけでなく、前述の“...who the hell...”バージョンのボーカルで収録されていたことに気付いていなかった。
イントロが始まった時点でリバーブのかかり具合が違い、「あれ?こんなだったっけ!」となってしまった。何故かギターが目立たないし(定位が違う)、ボーカルも小さく聞こえる(少し音量が小さくなっている)と思ったら、“...who the hell...”の歌詞になって(笑)。
つまり、米国シングルはmix違い、edit違いの両方なのだった。

*左:米国シングル(スリーブは当時のものか不明)、右:(確かスペイン盤)ピクチャースリーブ付きシングル
編集ポイントも英国シングルと全然違うが、米国シングルの編集は、わかりやすい例を挙げるなら、まるで「Wno't get fooled again」のシングルeditのような、予想のつかない展開をしていると言える。なんか展開しすぎて、歌よりも演奏部分がメインのような印象を受ける……と言うのは言い過ぎか?
PS
米国シングルと並べて写真を撮ったスペイン盤は英国シングルと同一音源だ。
誤解されないように補足しておく。
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