Chante En Francais Et En Italien
先日、“オーラ”の愛称で知られるGigliola Cinquettiの新たな編集CDがフランスMagicレーベルから発売された。
オーラの各国盤を集めているファンからすれば非常にpopularな、フランス語歌唱のEPをメインとした選曲だ。
『Chante En Francais Et En Italien/Gigliola Cinquetti 』

*CDのインサートは1枚のペラもの、表を向けてセット、下の2枚は大元のEP
でも、これを買って初めて気付いたが、そう言えば彼女の世界的な大ヒット曲「Non ho l'età」のフランス語版って、これまでレコードで持っていなかったかもしれない(でも、いつもながら曖昧な記憶なので定かではないが・・・・・・)。
そのCDだが、「Non ho l'età」のフランス語版が1曲目に収録されていて、明らかにおかしな音質だった。もしかして、これって板(盤)起こし?
そう思ったら、2曲目の「L'Italiano」は普通だった。
どういうことか?と思ったら3曲目以降、またしてもおかしな音質で、1度しか聴いていないが(たぶん)その後のフランス語歌唱部分(9曲目まで)は全ておかしな音質だった。

*フランスでの1枚目(左)と「L'Italiano」(右)のEP。1枚目は全てイタリア語、右は「L'Italiano」だけオーラとのデュエット
その後10曲目からはオーラの母国語のイタリア語版が収録されていて(最後の1曲のみ別)、そちらは音質的に何ら問題なかった。
但し、全編をBGM的に、別のことをしながらかけていたので、見落とし(聞落とし?)がある可能性もある。

*こちらは「L'Italiano」の国内シングル(左)と仏国でのJuke-box用シングルレコード(右)
CDジャケット裏面の一番下行の文章が、推測だが、オリジナルvinylesから収録(=板起こし)と謳っている気がする。
いずれにせよ、フランス語歌唱部分は、2曲目を除き、そのオリジナルEPで聴くほうが音が自然だし、バランスも良い。
そのフランス語歌唱版だが、「Non ho l'età」、「L'Italiano」の2曲を除く7曲は、全て以下の2枚のEPからの収録。EPは4曲入りが標準なので1曲足りないことになる。

*フランスオリジナルEP、2枚ともフランス語で歌ったもの、左が先、右が後に出た
2枚目のフランス語歌唱EPから1曲が収録されず、なぜ収録されなかったのか?不思議だ。
原盤として用いたオリジナルEPの盤質に問題があったのだろうか?
補足だが、仏盤EP「L'Italiano」は、実質的にはデュエットしているMaurice ChevalierのEPで、残る3曲は彼の歌のみ。日本盤シングルやフランス盤Juke-box用シングルも「L'Italiano」の裏面はMaurice Chevalierの曲。
Maurice Chevalierその人はフランスを代表する俳優・歌手で、僕の知っている(非常に狭い)範囲では、かなり楽しい歌(シャンソン)が多かった。
ところで、Gigliola Cinquettiを今も愛聴しているファンは、僕よりも1世代上(60代)だと思っているし、逆に僕よりも下の世代だとほとんど知らないのではなかろうか。
最近ではTV CM曲にも使用されなくなったし(昔は「雨」が車のCMに使われた)。
今回の編集盤は明らかにマニア向けな点もあるが、10曲目~19曲目までは初期の曲で曲調も・歌声もシンプルで若々しく、可愛らしいし、今の若い世代の人にも受け入れられる気はする。
でも、聴く機会はないよね、残念。
20曲目は「Non ho l'età」のドイツ語版を収録。
オーラの各国盤を集めているファンからすれば非常にpopularな、フランス語歌唱のEPをメインとした選曲だ。
『Chante En Francais Et En Italien/Gigliola Cinquetti 』

*CDのインサートは1枚のペラもの、表を向けてセット、下の2枚は大元のEP
でも、これを買って初めて気付いたが、そう言えば彼女の世界的な大ヒット曲「Non ho l'età」のフランス語版って、これまでレコードで持っていなかったかもしれない(でも、いつもながら曖昧な記憶なので定かではないが・・・・・・)。
そのCDだが、「Non ho l'età」のフランス語版が1曲目に収録されていて、明らかにおかしな音質だった。もしかして、これって板(盤)起こし?
そう思ったら、2曲目の「L'Italiano」は普通だった。
どういうことか?と思ったら3曲目以降、またしてもおかしな音質で、1度しか聴いていないが(たぶん)その後のフランス語歌唱部分(9曲目まで)は全ておかしな音質だった。

*フランスでの1枚目(左)と「L'Italiano」(右)のEP。1枚目は全てイタリア語、右は「L'Italiano」だけオーラとのデュエット
その後10曲目からはオーラの母国語のイタリア語版が収録されていて(最後の1曲のみ別)、そちらは音質的に何ら問題なかった。
但し、全編をBGM的に、別のことをしながらかけていたので、見落とし(聞落とし?)がある可能性もある。

*こちらは「L'Italiano」の国内シングル(左)と仏国でのJuke-box用シングルレコード(右)
CDジャケット裏面の一番下行の文章が、推測だが、オリジナルvinylesから収録(=板起こし)と謳っている気がする。
いずれにせよ、フランス語歌唱部分は、2曲目を除き、そのオリジナルEPで聴くほうが音が自然だし、バランスも良い。
そのフランス語歌唱版だが、「Non ho l'età」、「L'Italiano」の2曲を除く7曲は、全て以下の2枚のEPからの収録。EPは4曲入りが標準なので1曲足りないことになる。

*フランスオリジナルEP、2枚ともフランス語で歌ったもの、左が先、右が後に出た
2枚目のフランス語歌唱EPから1曲が収録されず、なぜ収録されなかったのか?不思議だ。
原盤として用いたオリジナルEPの盤質に問題があったのだろうか?
補足だが、仏盤EP「L'Italiano」は、実質的にはデュエットしているMaurice ChevalierのEPで、残る3曲は彼の歌のみ。日本盤シングルやフランス盤Juke-box用シングルも「L'Italiano」の裏面はMaurice Chevalierの曲。
Maurice Chevalierその人はフランスを代表する俳優・歌手で、僕の知っている(非常に狭い)範囲では、かなり楽しい歌(シャンソン)が多かった。
ところで、Gigliola Cinquettiを今も愛聴しているファンは、僕よりも1世代上(60代)だと思っているし、逆に僕よりも下の世代だとほとんど知らないのではなかろうか。
最近ではTV CM曲にも使用されなくなったし(昔は「雨」が車のCMに使われた)。
今回の編集盤は明らかにマニア向けな点もあるが、10曲目~19曲目までは初期の曲で曲調も・歌声もシンプルで若々しく、可愛らしいし、今の若い世代の人にも受け入れられる気はする。
でも、聴く機会はないよね、残念。
20曲目は「Non ho l'età」のドイツ語版を収録。
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